MK労働組合 は労働者の生活と権利を守り、経済的・社会的地位の向上ならびに共同福祉の増進をはかることを目的に結成された組織です

平成 25年 3月 8日 円山音楽堂
連合京都 2013
春季生活闘争勝利総決起集会アピール

2013.3.8 円山音楽堂 連合京都2013 春季生活闘争勝利総決起集会アピール
news130320

  われわれは、「2013 春季生活闘争勝利総決起集会」を開催し、春季生活闘争のヤマ 場に向けた揺るぎない決意と態勢固めを確認した。
  賃金水準の低下や格差の拡大、歯止めのかからない長時間労働、雇用の非正規化な ど、「雇用と労働条件」は大きく傷んでしまった。これより「社会の不安定化」が進 み、すでに許容範囲を大きく超えている。連合は2013 春季生活闘争において、危機を 乗り越えるための原動力は「人」であり、組合員の意欲・活力を引き出すためにも「人 への投資」が必要であると訴え、闘いを進めてきた。しかし、経営側は、雇用を守る ことが最優先であると主張し、非常に厳しい姿勢で臨んでいる。

  連合は、経営に対して、ミクロの企業の論理に埋没した人件費の削除一辺倒の姿勢 を転換し、所得向上による内需拡大を図り、自立的な日本経済の成長に向けた対応を 求める。「人」への投資はコストではなく、生産性向上と将来の成長の源泉である。組 合員の厳しい生活の改善は急務であり、この間の経営に対する協力・努力に報いるた めにも、最大限の誠意をもってわれわれの要求に応えるべきである。

  一方、昨年末に発足した安倍政権は、「アベノミクス」の具体的な政策に関する議論 を、経済財政諮問会議などでスタートさせた。成長戦略の柱とされる規制改革に関す る論点を見れば、「柔軟で多様な働き方を進めるための規制改革」という美名のもと、 労働者保護を大きく後退させる規制緩和策が、次々と俎上に載せられようとしている。 かつて自公政権は、新自由主義・市場原理主義政策によって、雇用が不安定で低処遇 な多数の非正規労働者、そして「ワーキング・プア」に象徴される格差社会を生み出した。 そのことへの反省がまったく感じられない労働規制の緩和の動きには、断固反 対していく。

  今こそ、雇用社会の主人公である働く者に温かく寄り添う政策を実行して、希望に あふれた「働くことを軸とする安心社会」を実現しなければならない。そのためにも、 今夏に執行される第23回参議院議員選挙において、京都選挙区では池坊 美佳氏、そ して比例区の9人の組織内予定候補者、全員の勝利に向けて邁進する。

  2013 春季生活闘争は大詰めを迎える。連合に集うすべての労働者がその役割と責任 を自覚し、あらゆる手段を尽くして納得できる答えを引き出す闘いを進めよう。
  連合京都はここに、生活の維持改善に向け、一人ひとりの力を一つに結集し、末組 織・パート労働者を含むすべての働く者のディーセント・ワークの実現に向け、最後 まで闘い抜くことを宣言する。

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2013年3月8日
連合京都2013 春季生活闘争勝利総決起集会・円山音楽堂

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