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京都のタクシー値上げ延期申請取り下げ多く(2014.1)

京都のタクシー値上げ延期申請取り下げ多く(2014.1)


京都のタクシー値上げ延期 申請取り下げ多く
[京都新聞 2014年01月10日 22:38]

国土交通省は10日、京都市や京都府中南部で14日に予定していたタクシーの自動認可運賃値上げを延期すると発表した。値上げを申請していたタクシー事業者の約4割が申請を取り下げたためで、一度決まった運賃改定が延期されるのは異例。

自動認可運賃は事業者が設定できる運賃体系で、現在の小型車初乗りは2キロで620円、630円、640円の中から選ぶ。同省が認可すれば別の運賃にもできる。
同省は昨年12月下旬、44社からの値上げ申請を受け、自動認可運賃を全体で9・9%上げると発表。小型車初乗りは1・7キロで570円、580円、590円となったが、今月9日までに19社が申請を取り下げた。

この結果、値上げされる車両数が全体の約8割から約2割に減り、同省は「予定通り値上げすれば利用者が混乱する」と延期を決定した。同省は「各事業者の意向をあらためて確認し、今後の方針を決める」(近畿運輸局)としている。

同省や関係者によると、各社が申請を取り下げた背景には、4月に消費税増税に伴う運賃改定を控えるため▽運賃格差の是正につながらない▽希望の運賃改定になっていない-などがあるという。


京都府南部のタクシー値上げ延期、申請取り下げ相次ぐ
[日本経済新聞:2014/1/11 1:21 ]

国近畿運輸局は10日、京都市域地区(京都市以南の京都府域)で予定していたタクシー運賃改定を延期すると発表した。14日から地区の法人タクシー台数の約80%が平均9.9%値上げする計画だったが、大手などで申請の取り下げが相次いだため。今後は昨秋に成立したタクシー減車法に従い、消費増税分の上乗せも踏まえて新運賃を決め、4月に値上げを実施する予定。

タクシー運賃の上限と下限を定めた新運賃が公示された昨年12月24日以降、弥栄自動車(京都市)やエムケイ(同)など19社が申請を取り下げ、値上げ対象は全体の約24%になっていた。エムケイは理由を「想定以上に値上げ幅が大きく、安値を売りにしている現状から大幅な値上げになる」と話す。

今月27日施行予定のタクシー減車法で、京都市域地区は台数の是正が求められる「特定地域」となり、2月中にタクシー業者らで地域協議会を開く。その中で新運賃を協議し、国土交通省に届け出る。3月には同省から新しい認可運賃が示される。各社は消費増税分の転嫁も含めた新運賃を4月から導入する流れだ。

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