MK労働組合 は労働者の生活と権利を守り、経済的・社会的地位の向上ならびに共同福祉の増進をはかることを目的に結成された組織です

タクシー乗務制限で裁量権逸脱認定、福岡も原告勝訴

タクシー乗務制限で裁量権逸脱認定、福岡も原告勝訴


タクシー乗務制限で裁量権逸脱認定、福岡も原告勝訴
[読売新聞 2014年1月15日]

タクシー運転手の1日の乗務距離を国が制限しているのは裁量権の乱用として、福岡市のタクシー会社「福岡エムケイ」が、上限を超えても乗務できることの確認などを求めた訴訟の判決が14日、福岡地裁であった。平田豊裁判長は制限そのものは合法としたが、「制限距離は算定方法が不適切で違法」とし、原告側の請求を認めた。

判決によると、国土交通省九州運輸局は2009年11月、運転手の勤務超過などを防ぐため、福岡市やその周辺での乗務距離を1日270キロに制限。原告側は「乗務距離の制限は、営業の自由を侵害する」と主張していた。判決で平田裁判長は「制限は運行の安全確保などのため必要性と合理性がある」と指摘。「昼夜の道路の混雑の違いなどを考慮せずに距離を算定し、配慮に欠ける」とし、裁量権の逸脱を認定した。エムケイグループは全国5地裁で同様の訴えを起こし、名古屋、大阪両地裁ではともに、同社側が勝訴している。

サイトマップ

ニュース

イベント・キャンペーン

活動紹介

概要・アクセス

組織図

綱領

運動の心