MK労働組合 は労働者の生活と権利を守り、経済的・社会的地位の向上ならびに共同福祉の増進をはかることを目的に結成された組織です

格安タクシーなくなる?
国交省が運賃変更命令へ
5/22 TBS News

格安タクシーなくなる? 国交省が運賃変更命令へ 5/22 TBS News

http://news.tbs.co.jp/20140522/newseye/tbs_newseye2207265.html
※映像はリンク先にあります(伏見営業所点呼風景)


日本のタクシー料金、燃料や物価の問題もありますが、ニューヨークやパリ、ロンドンと比べてもかなり高くなっています。このため、格安タクシーを使っているという方も多いと思いますが、これが規制によってなくなってしまうかもしれません。
威勢よく出発するのは、京都のタクシー大手・エムケイの運転手です。車両には「試練に耐えてお客様のご支持を」の文字が。

大阪へ帰るのも、ものすごく安い。(他社と)ほぼ倍違う」(エムケイの利用客)

「京都で一番安い」と強調するエムケイタクシー。しかし、国土交通省は、現在の運賃が「違反状態」だとして、先月、是正を勧告。エムケイはこれに従っていないのです。

法律の改正により、タクシーの運賃は今年4月から、「公定幅運賃」という地域ごとに国が定めた運賃を守ることが義務付けられました。京都市の公定幅運賃は、中型初乗り「1.7キロ」が600~620円。しかし、エムケイは初乗り「2キロまで610円」と、安い運賃での運転を続けています。例えば、2キロ走った場合、公定幅運賃では最大780円なのに対し、エムケイが610円になる計算です。

「公定幅運賃は、京都の地域としてはちょっと高いような」(エムケイの運転手)

公定幅運賃に従わない場合、変更命令や一部車両の営業停止、さらに事業認可の取り消しまで、厳しい処分が科されます。そのため、処分をおそれた格安タクシーの多くが値上げに踏み切りました。東京では現在、ほぼ全てのタクシーが初乗り730円です。

 「(格安タクシーは)特に関西が多かったですね。(今の状況は)自由化と逆行していると思いますけど」(利用者)

 なぜ、このような規制強化となったのでしょう。実はこの制度改正、タクシー業界の労使双方の働きかけで、議員立法で成立しました。2002年、小泉政権下でタクシー業界では大胆な規制緩和が行われ、タクシーの台数が一気に増え、価格競争が激化したのです。

 「1台当たりの売り上げが減少しました。収入が少なくなったことによって人気がなくなりました。若い方が特になかなか入らなくなってしまった」(東京ハイヤー・タクシー協会 秋山利裕広報委員長)

 業界全体が衰退すれば、結局はサービスも悪化してタクシー離れにつながり、運賃も高くなってしまうというのです。一方、エムケイは・・・

 「適正な価格でお客さまにご利用いただいて、適正な利益を上げている。これのどこが悪いのか」(エムケイ株式会社 青木信明社長)

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